マインド

管理監督者必見!!危機的状況を乗り切る為に求められる考え方とは??

雪の結晶(青)

労働人口が減っている
働き方改革が求められる

本当に悩ましい状況です。

最近はAIやIoT、5G、インダストリー4.0などと世界は大きく変化しようとしています。
そして、その変化は想像を超えるスピードで起こっています。

そんな中でも生き残っていかなければなりません。

生き残っていくためにはどうすればよいのか?
考え方を変える必要があります。

どう考え方を変え、何をしなければならないのか?
お話しします。

■パラダイムの転換が大事???

昨今よく聞く言葉です。

パラダイムとは…
ある時代のものの見方や考え方を支配する認識の枠組み。
天動説が正解だと思っていたが地動説に変わるというのはパラダイムの転換。

つまり、今までの考え方で対応していたのでは、その世界から置いてけぼりを食らいます。

そして、存在が危ぶまれるのです。

ともすれば存在がなくなってしまします

そこで大事だと言われるのがパラダイムの転換なのです。

今までの考え方が正しいとするのではなく、全く切り口を変えることが求められます。

そして、環境変化のスピードに負けないようにすることが重要となります。

■過去の産物に縋り付かず今を知る!

今までの考え方は
過去の経験や知識、データをベースにして次の対策を考えるやり方です。

このやり方が悪いとは言いませんが、絶対に環境変化には追いつけないでしょう。

なぜか???

過去の成果に縋り付き、昔ができていたのだから大丈夫と思い込む
環境変化していることは分かっているけど、まだ大丈夫と根拠なく安心する

こんな風に勝手な思い込みが邪魔をしているからです。
こんなことでは、想像を超える変化なのに太刀打ち出来るわけがありません。

過去の成果や思い込みを絶対的に断ち切るくらいの勇気が必要なのです。
そして、今現在の現場を直視して知ることが重要になってきます。

■現場力の低下が原因ではない!!

現場を直視して知った上で求められること・・・
「現場力」なのです。

組織が大きくなると、現場を知らない経営者やその周りで事業計画を立てて進めようとします。

その結果どんなことが起こったのか・・・?

現場が対応できない仕組みや手順を作って、現場では意味をなさなかった

だから、その仕組みや手順はそっちのけ、現場がやり易いように勝手に対応した。

結果、トラブルが続出して、手におえない状況になってきた。

何とかしなければならないので、今回だけと正規の検査員以外で対応したり改ざんした。

でもなかなか収まることもなく、今回だけと思った対応が繰り返されて常態化することになった。

挙句の果ての品質不祥事とつながって来るのです。

その結果、環境変化からも置いてけぼりを食らい、存在すら危うくなります。

これって、現場力が低下したから起こった問題ではないです。

現場力を活かすことができていないがために起こっていることなのです。

現場力を活かすことができれば、不祥事もなく環境変化にも対応できるのです。

■現場力を通じて今を知る

現場力とは・・・
「問題を発見する能力」「問題を解決する能力」「課題を推進する能力」
これを現場で起こっているコトと対峙して発揮する事。

これらが現場で発揮されることで強い組織となり競争力も高まります。
結果、環境変化にも必ず対応できるのです。

ポイントは何か??

「現場で起こっているコト」

これがポイント。

今の現場を知ることをしなければ、真の意味での現場力を活かすことはできない。

今の現場を知ることで「ちょっとした変化」に気づける。
これが重要で、これの積み重ねが大きな変化となる。

ちょっとした変化に気づくには「異常管理」が有効です。
異常管理のコラムをご紹介しております。こちらを参考に是非お読み下さい。

■品質管理を使って今の人財をを育てましょう!

そして現場力を生かすためには
人財をどう育てるのかを考えなければならない。

しかし、労働人口は減っている、その上で働き方改革も推進して生産性向上を図らなければならない。

その為には何がポイントなのか???

そう!!
新しい人財を確保するという手段もありますが、
それ以上に、今の人財をどのように育てるのかを真剣に考える必要があるのです。

今の現場を知っているのは今の人財です。
新しい即戦力のある人財もほしいですよね。
しかし、それと同時に、或いはその前に今の人財の底上げが大切です。

今の人財も過去の産物に頼っているようでは育ちません。
とかく現場も安定も求めますので過去にすがる傾向があります。

管理者も含め現場も過去にすがることから脱却することが大切です。
これは勇気のいる行動で不安です。
しかし、ここを踏み出さない限りは未来はないと考えます。

目先の失敗より、今持っている価値(ヒト・モノ・カネ)を育てて、よりの高いレベルにするのかを考えましょう。

それを考えるのは今の現場を知ることから始まる。
今を知って価値を育てて、元気のある未来へとつなげていきましょう。
必ず明るい未来が待っています。

現場を知り現場力を上げる!今を知って価値を上げる!!
これには品質管理が大いに役立ちます
そして、「品質管理を通じて利益貢献する」考え方が大きな力を発揮します
その為のお手伝い、全力でさせて頂きます。
どうぞご連絡ください。